2013年8月31日土曜日

医師という職業

いちいち説明するまでもないことでしょうが、医師とは、病気の診察、治療、投薬を行う専門家のことです。医師には、実際に患者の診療に当たる臨床医(一般的にお医者さんと呼ばれるのはこちらです)と、病気治療のための研究をする研究医の2種があります。

日本で医師(臨床医)になるためには、大学(医学部)で医学課程を修め、医師国家試験に合格し、医師免許を取得しなければなりません。医学部は一般的な大学(4年制)と違い、6年制になっています。これは、医師が人の命を預かる職業である以上、しっかりと勉強しなければならないという理由からです。なお、研究医になる場合は、必ずしも医学部を卒業する必要はありません。(もちろん、医学的な知識は必要となりますが)

日本での医師免許は、外科や内科といった診療科毎に交付されるわけではなく、一つの免許で基本的に全ての診療行為(歯科医のみは専門の免許が必要)を行うことができます。極端な話、昨日まで眼科医だった医師が、今日から突然内科医として働くことも可能なわけです。アメリカやヨーロッパなどでは、医師は各診療科毎に専門の資格を必要としていますので、日本のように、一つの免許で歯科以外の全ての診療行為ができる国というのは非常に珍しいです。なお、日本では医師免許に更新制度はなく、一度取得すれば生涯にわたって有効です。ただ、近年は医療ミスなどの問題も多発しており、医師免許更新制度導入の動きも広まってきています。

ちなみに、医学部は非常に学費がかかります。国公立ならば、6年間で350万円程度で済みますが、私立の場合は、ほとんどの医学部で6年3000万円以上の費用が必要となっています。一般的な家庭では、これだけ膨大な学費を払うのはあまりにも大変です。あなたがもし将来医師になることを目指しているのであれば、とにかく頑張って勉強して、何としても国公立に行くことをオススメします。ただ、医師は収入も多い(その分仕事は大変ですけど)職業ですので、高い学費を払っても元は取れると考えることもできるかもしれません。ですから、絶対に中退などしないように気をつけてください。